会長挨拶

2019年度 会長挨拶

2019年度国立大学共同利用・共同研究拠点協議会 会長
大阪大学接合科学研究所 所長  田中 学

 我が国の大学には学部や大学院研究科と並んで研究所や研究センターがあります。学術研究の先端を担う研究所や研究センターは、その大学を特徴づける存在であるとともに、所属大学の枠を越えて当該学術分野の研究者コミュニティーの中核拠点としての役割を果たしています。全国に開かれたそのような研究所や研究センターの役割を国が認定し、支援する仕組みとして共同利用・共同研究拠点制度が創設され、2010年度から活動を開始しています。

 国立大学共同利用・共同研究拠点協議会は、共同利用・共同研究拠点に認定された国立大学の附置研究所・センターによって結成され、2019年4月現在では、79拠点(94機関)から構成されています。

 これらの拠点が効果的により高い次元での共同利用・共同研究を進めることができるよう、拠点間の緊密な相互連携を図り、我が国の学術研究の発展に寄与することが、本協議会の重要な役割の一つです。さらに、共同利用・共同研究拠点として得られた成果を、広く国民にお伝えすることも重要な役割です。そのため、本協議会では一般向けの講演会「知の拠点セミナー」を毎月開催し、各拠点が担う学術分野の動向や各拠点における世界最先端の研究成果を広く一般の市民や学生に知っていただく機会を設けています。

 また、2018年度には、国内ばかりでなく国外の学術機関のハブとなって国際共同研究を牽引する機能を強化する目的で、国際共同利用・共同研究拠点制度が新たに創設され、6拠点が認定されました。本協議会としては、これらの事業を含め、拠点の活動が我が国の学術研究の発展と研究力の強化に貢献できるよう、さらに努力して参りたいと存じます。

 今後とも、共同利用・共同研究拠点および拠点協議会の活動に、皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

2019年4月1日

  • 日本学術会議
  • 文部科学省
  • 国立大学附置研究所・センター長会議
  • 大学共同利用機構法人
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