国立大学共同利用・共同研究拠点協議会

会長挨拶

2017年度 会長挨拶

国立大学共同利用・共同研究拠点協議会 会長
北海道大学遺伝子病制御研究所長 村上 正晃

我が国の大学には、学部や大学院研究科と並んで研究所や研究センターがあります。このように大学に附置された研究所や研究センターはそれぞれに学術研究の先端を担うことで、大学の教育研究活動を特徴づけるとともに、所属大学の枠を越えて当該学術分野の研究者コミュニティーに対する中核研究拠点の役割をも果たしています。

全国に開かれたそのような研究所や研究センターの機能を国が認定し支援する仕組みとして、2010年度に国立大学共同利用・共同研究拠点制度が創設され、活動を開始しました。現在、国立大学に属する共同利用・共同研究拠点として77拠点、92機関が認定され、活動を行っています。「国立大学共同利用・共同研究拠点協議会」は、各拠点がより有効的により高い次元で共同利用・共同研究をすすめるとともに拠点間の緊密な相互連携を図ることで我が国の学術研究の発展に寄与するものです。

最初の拠点認定期間(6年間)が終了し、その評価を踏まえて、2016年度から新たな拠点活動が開始されました。それを機会に、拠点に集う研究者コミュニティーに向けた活動のみならず、各拠点が担う学問分野の動向を広く一般の市民や学生に知っていただくために、これまで開催してきた「知の拠点セミナー」を拡充して毎月2拠点の代表者による新たなセミナーシリーズを東京丸の内の京都大学オフィス会議場を中心に開始、継続してまいります。
学術研究の深化は往々にして「知の個別化・専門分化」を伴いますが、人文・社会科学、生命科学、理学・工学の全分野が共に集う「国立大学共同利用・共同研究拠点協議会」の活動をとおして「知の統合・体系化、新たな融合」にも目を配りつつ「次世代の知の地平」を求めて活動していきます。

今後とも、共同利用・共同研究拠点および拠点協議会の活動に、皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

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