第43回 知の拠点セミナー

「生体組織・細胞・分子と力 ~ヒトのカラダは常に力の影響を受けている~」

日時平成27年4月17日(金)17:30~
場所京都大学東京オフィス
(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階: アクセスマップ
講演者安達 泰治
京都大学 再生医科学研究所 副所長・教授)
講演の詳細はこちらでご覧いただけます (Yomiuri Onlineのページを開きます)

 ヒトのカラダを支える骨や血液を運ぶ血管は,常に力の影響を受けています.宇宙空間に長期間滞在したり,病気で寝たきりになったりすると,骨や筋肉が細く弱くなります.このように,私たちのカラダは,力の変化に応じてその形や特性を変化させますが,その詳しい仕組みはよく分かっていません.
 本講演では,生体が,分子・細胞レベルでどのように力を感じ取り,組織・臓器レベルでどのように形や特性を機能的に変化させるかについて,分子・細胞レベルの詳細な実験とそれらをまとめた組織・臓器レベルのコンピュータシミュレーション研究について紹介します。