第40回 知の拠点セミナー

「触媒とは何か? ~人類の持続的発展を陰で支えるキーテクノロジー~」

日時平成27年1月16日(金) 17時30分~
場所京都大学東京オフィス
(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階: アクセスマップ
講演者朝倉 清髙
北海道大学 触媒化学研究センター センター長・教授)
講演の詳細はこちらでご覧いただけます (Yomiuri Onlineのページを開きます)

 触媒は、日常生活において、はば広く用いられている。 例えば皆さんの着ている衣服や身のまわりにあるプラスチック製品は、重合触媒によって作られている。 また、現代のような車社会になっても、空気がきれいなのは自動車に搭載された排ガス触媒がNOxを除去してくれているお陰である。 このように、触媒は身近にあり、活躍しているが全く意識されていない。縁の下の力持ちである。 本講演では、触媒に光を当て、原子の世界で触媒がどう働いているかをお話ししたい。
 構成は以下のとおりである。
  1.触媒とはなにか
  2.触媒の構造を見て、触って
  3.触媒の働きを理解しよう